英語や中国語ができるか、とか
そういう話ではありません。

極端に言えば、英語が全然できない(お勉強という意味で)人でも、条件が整えば外資系でのびのび働けちゃうというケースは、想像しているより多いのではないでしょうか。

つまり、文化というか空気というか、バイブス(でしたっけ?ちょっと前に若い人たちが使っていた単語だと)が合う場所に身を置くことが、自分が持っている力を発揮するベースになると思うのです。
(逆にいうと、それが合わない職場で「すきめし」は難しそう・・・)

人によって程度の差はあると思うし、もしかしたら、男女の性差もあるのでしょうが、私は「言葉」に敏感なタイプなので、「同じ単語なのに解釈が違う」タイプの人と仕事をするのがストレスフルです。

「何か、新しいことをしよう」
「広報に力を入れたい」
「変わったアイデアはないのか」
「やり甲斐のあるポジションを与える」

こういったセリフは、あらゆる職場で交わされているはずですが、その真意を語り合ってみると(語り合うことなく過ごしている職場のほうが多いかもしれないですねぇ)、「え! 全然、別のゴールを目指していたんだ」という驚きの事実を突きつけられることも。

なぜなら、

新しいこと
広報
変わった
やり甲斐

といった単語の定義が、人によって違うからです。
もちろん、「ぴったり同じ」なんて人たちはいませんが、まぁまぁ近いことが頭に浮かんでいる人となら、こんな漠然とした言い方でもゴールのイメージを共有できるので、一緒に努力することができます。

私の経験の中でいうと、
・大企業は、採用の段階でもともと言葉の解釈が近い人を選ぶことができる
・ベンチャー企業や個人事業系の小オフィスは、創業者の解釈に惚れ込んだ人しか入社してこない
・業務委託などで構成されるプロジェクトは、もともとある個々の解釈が違っても、プロジェクト自体の目的が明確なので、解釈を合わせようとする

といったことで、言葉が通じる職場 になる可能性が高いかなと思います。

もし、周りの人と言葉が通じていないかも? と思ったら、
ありふれた言葉(とくに名詞)だけに頼るのを辞めて、具体的な行動が見えてくるような言い方をする(動詞や形容詞なども使って)といいんじゃないかと思います。

たとえば、「やり甲斐のある仕事」について、
ある上司は寝食を忘れるくらい、残業も休日出勤も苦にならないくらい時間と労力をかけられて、やればやるほどのめり込む仕事 だと考えていたようですし、別の上司は、経営幹部に認められ、評価や処遇がよくなる仕事だと考えていたようです。
そのいずれも、私が思う「やり甲斐のある仕事」の定義からはズレていましたから、上司から私に与えられるミッションは、苦痛でした。

そんなわけで、ズレてるなぁと感じたら、
言葉の定義が違っていることを確認し、お互いに修正する時間を持つことが大前提なのでしょうが、私はこのチャンスをもらえず失敗しちゃいました。

みなさんは、気を付けてくださいね。