平日(月~金)の朝に、お互いの安否を確認する音声配信ライブ(生配信)をしています。
「話しことば(会話)」を磨けば
生きるのがぐぐっとラクになる
~静かなブーム「音声配信」~
📍なぜ、安否確認?
私は「おひとりさま」の「フリーランス」。
つまり、家族や会社に属していません。日本は、血縁や社縁に対する意識が強い国だと思いますが、どちら持たない私にとっては、地縁だけが頼りでした。若い頃は深刻に捉えていませんでしたが、父がガンで亡くなった頃から母の認知症が急激に進み、晩年を寂しそうに過ごしていた(ように私には見えましたが、母の本当の想いは、もう知りようもありません)のを見ているうちに、自分の老後を少しでも明るくするために、いまのうちにできることはないだろうか?と思うようになったのです。
そして、2014年に人と人とのつながりで健康をたもつ「コミュニティヘルス」の実践をしたいと思いつきご近所さんとジョギングなどを楽しむ非営利団体を立ち上げました。「こんにちは」「お元気ですね」と声をかけあう――たったそれだけの弱いつながりこそが、健康寿命を長くするために有効だと知ったからです。
おかげで、ご近所の友達が増えてきて、お互いの家を行き来して持ち寄りのご飯会をしたり、手作り味噌を仕込んだり……2019年末には一緒にホノルルマラソンに繰り出して手をつないでゴールラインを踏みました。
ところが、年明けにコロナがやってきたのです。
📍なぜ、音声配信?
インタビューの仕事や交流会などは、あっという間にオンライン会議に切り替わりました。いわゆる「Zoom飲み会」も何度かやってみました。
しかし、これを継続していくと疲れそうだなぁと感じていました。パソコンなどの機材が必要ですし、画面に映る顔や部屋が見苦しくないように整えて、お互いの時間を合わせてといった準備が大変だっただけでなく、ずっと画面越しに見つめ合うのが予想以上の緊張感を伴い、拾うにつながるのだと実感しました。
そんなときに知ったのが「音声配信」です。
電話のような気軽さで、しかも、1対1でなく他人数でコミュニケーションがとれます。顔を見なくても、いや、見えないからこそ、相手を気遣う言葉や声のトーンに励まされます。
会議のように有益なやりとりである必要はなく、「井戸端会議」のような雑談もあれば、楽器の演奏、朗読、合唱、ラジオ体操……使い方はいろいろです。
そして、「声」から伝わる人柄や感情には、思っていた以上に人を励ます効果があるようです。
下のリンクは配信の一例です。ぜひ聞いてみてください。そして、少しでもご興味があれば、平日の朝に遊びにいらしてください。