確定申告の書類をつくっていると、この1年間に起こった出来事が次から次へと頭の中に浮かんできます。
まずは、「あぁ、この交流会は面白かったなぁ」とか「久しぶりの取材で緊張したっけ」と、収支にひもづくものが出てきますが、すぐに思考は脱線。時間を進めたり戻したりしながら、楽しいことも辛かったことも等しく“思い出”として、私の記憶をくすぐり、その刺激が私の気持ちを揺さぶるのでした。

昨年のはじめは、まだ「会社員」でした。
申告書の数字にも、その足跡がしっかりついているのですが、退職してから丸一年が過ぎたいま、ビジネスパーソンとしての私の思考やライフスタイルは、フリーランスのそれに戻ったように感じています。
けっこう時間がかかりましたね、勘を取り戻すのに。

いまなら、急な取材の依頼があっても、淡々とスケジュールを確認して、対応できるものであればありがたくお受けするだけ。ところが、昨夏くらいまでは、そんなシンプルなことすらうまくできなくなっていました。
「締切り守れるかな?」
「インタビューできるだけの知識がないのでは?」
などなど、不安ばかりが先行してしまって、自分でもちょっと、信じられないほど、“落ちて”ました。

なんとか復帰できたのは、信じて応援してくれる編集さんがいてくださったこと、私の自信が“大丈夫”というレベルに届くまで、一緒にご飯を食べたり愚痴を聞いてくれたりした友人や家族に恵まれたこと、雨露しのぐ家と少しの蓄えがあったことetc.によって、気力が蘇ったおかげです。

皆さん、本当にありがとうございました。

今年は、ライターの仕事をしながら、地元を離れて農作業をしたり、ボランティアをしたりといったデュアルライフを楽しもうと考えています。
また、「子どもに文章を教える」ということにもチャレンジします。“教える”は、私がライフワークとして実践し続けたい動詞のひとつですから!

ほかにもやりたいことは色々あるのですが、若い頃ほど実践パワーがないことを自覚したので(そのへんは、就職失敗のおかげかもしれません)体力や気力と相談しながら・・・ってことで。